2012年3月10日土曜日

介護保険料の引き上げ

今議会、「介護保険料」の引き上げに関する条例案が上程されています。週明けには私も所属する「教育民生委員会」で審議が行われます。介護保険は、40歳以上の人からの保険料と税金で賄われています。今後介護保険サービス利用が増えることが予想され、このことを勘案しての値上げです。

介護保険財政、保険料での負担割合は決められていますので、介護保険サービスが増えれば介護保険料の値上げが必要なことは理解できます。しかし、「介護保険を利用する人が増えるから保険料の値上げ」では安易に過ぎます。介護保険料の抑制につながる努力が最大限行われたうえでの値上げでなければなりません。

介護保険を必要とする人たちをできるだけ減らす、介護度を重くしないようにする。そういう方向への最大限の努力が行われた上での保険料の値上げでなければ納得できません。

私の住む江無田地区では、週2回の「健康教室」と「サロン」が行われています。「健康教室」は6年目、「サロン」は始まったばかりです。そこに集うお年寄りの方々の姿を見、話を聴くにつけ、このような取り組みが各地で行われれば、介護保険に係る費用を減らすことができるのではないかと考えます。

最近では私の母もめっきり足が弱くなってきて、このままでは介護保険のお世話にならなければならないのではないかと憂慮しています。そういう様子を見るにつけ、高齢者が気軽に出かけられ、参加できるような仕組みの必要性を感じます。

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