2010年7月14日水曜日

都市計画区域マスタープラン説明会

昨日、中央公民館で開催されました。
区長さん方には個別にご案内があった様子で、市内の区長さんが大勢参加されていました。

「都市計画区域マスタープラン」は、臼杵市の都市計画について大分県が策定するもので、臼杵市の「都市計画マスタープラン」の上位計画です。
計画を策定する際には、市民の各界からの代表8名を選出して、その方々から意見を聞き、参考にしたとのことです。

「長いこと区長をやっているが私の意見を求められたことはない。」
「行政主導の計画で、市民の意見が反映されていると思えない。」
といった意見が区長さん方から出されました。

ご意見、もっともなことだと思います。
市民生活に直接影響のないような計画であれば、8名の意見を聞き参考にする程度でよいと思いますが、計画の内容は、道路整備の優先度まで踏み込んだ内容となっています。

特に、この道路の整備の方針が注目された点です。
未整備の都市計画道路は、いくつかあります。国にも地方にもお金がなくなってきたこのご時勢、慎重に優先度を決めて取り掛からなければなりません。

祗園洲柳原線のように、いったん取り掛かれば途中で止めることはできません。
また、道路1本作るのに多くの歳月とお金がかかります。

私は、道路の整備の優先度に違和感を持ちましたので、質問をしました。
臼杵ICから、真っ直ぐ出て、門前を通り(整備済み)、山の手~浄光台~江無田~新地を通る道路が事業化を目指すとされている一方で、平清水については何も触れられていません。
平清水の道路は、重要な幹線でありながら、歩道もなく、大型車が通ると揺れるといった問題も抱えています。

優先度については、詳細な検討を行い順位をつけていると大分県から説明がありました。
平清水の問題は他の方からも意見があり、計画に当たっての検討経過を再度確認して、しかるべき機会に、わかりやすく説明を行うとの回答でした。

この「都市計画区域マスタープラン」については、今後市民の方々に見ていただく機会(縦覧の機会)を設け、意見を聴取することになっているそうです。
皆さんもぜひ一度ご覧ください。

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