2012年10月18日木曜日

頑張っている市職員はいないのか?

コメントいただきました。
(以下引用)

滞納整理、元はと言えば職務怠慢からきたものではなかったのでは?ならば頑張ってる職員などいないはず。
確かに問題を指摘されて改善に取り組むことは、その意味では評価できるかと思いますがこのような事を態を招いたこと自体職務怠慢以外なにものでもないと思います。甘いですね、議員は。仲間意識ですか?議員と市役所の馴れ合い、もたれ合いはもうたくさんです。市役所は特別なんだ、我々職員は市民の為に仕事してやってるんだ・・・なんて声が聞こえてきそうです。

-------引用ここまで

市営住宅の滞納額は、数年で積みあがった額ではありません。責められるべきは、多額の滞納があることを知りながら、滞納整理が大変困難な業務であるために見て見ぬふりをしてきたこれまでの担当職員です。中でも一番の責任者は市長です。4年間副市長を務め、その後3年は市長を務めてきました。知らなかったとすれば、決算において収入未済額が多額に上っていることを見過ごしてきたということです。

水道使用料も同じ。こちらは5年経てば「不納欠損」として処理され、収入未済額はそう増えはしないものの毎年多額の「不納欠損」を生じていることを見過ごしてきた責任の第一は市長にあります。

今、滞納整理に当たっている担当職員は、これまでの怠慢のツケを払わされている格好で大変気の毒です。これまでの滞納期間に担当した職員、課長・部長の名前を上げて非難することも可能です。確かにきちんとした仕事をしたいと考えている職員にとっては、市職員が皆同じように怠慢であると見られることにつながり、このような事態を招いた職員に大変な憤りを感じる、名前を挙げてでも追求すべきであるという方もおられました。

しかし、私としては、この職務怠慢による事案を他山の石として、これからの業務に生かすことに心血を注ぐべきと考え、職務怠慢のそしりを受けないよう、判明した事案については当然のことながら指摘をしてきました。その甲斐あって「無料駐車場における違法駐車対応」「固定資産税の滞納に対する資産調査」など、指摘を受けた後の速やかな対応が行われるようになってきたと考えています。

それゆえ、今回の「情報発信」についての、指摘しても改善されない状況は大変残念なことと言わざるを得ません。

2 件のコメント:

  1. でも結局市の対応は、若林議員に指摘されて改善を繰り返してますよね?

    私としては、この職務怠慢による事案を他山の石として、これからの業務に生かすことに心血を注ぐべきと考え、職務怠慢のそしりを受けないよう、判明した事案については当然のことながら指摘をしてきました。

    おそろしい事ですが、判明した事案以外の、表に出てこない事案については闇の中という事にもなります。

    何をもって頑張っていると言えるのでしょうか?
    市の対応は、これまで表に出たものに対し全て後手後手です。
    自らの失態を発表するとは思えませんが、それにしてもお粗末です。

    返信削除
    返信
    1. 市職員の職務怠慢を無くす役目は「市長」の役目です。一介の市会議員から指摘されるような事案があること自体問題です。この様子ですと、おっしゃるとおり、指摘されない隠れた事案はあると思います。

      以前も書きましたが「市長」は市役所という牙城に市民から選ばれて単身乗り込み、少しでも臼杵市がよい方向に進むよう市役所を動かす役目です。職務怠慢を見逃すなどもってのほか。ご指摘のとおりお粗末です。

      削除