2012年8月24日金曜日

土づくりセンターに関してのコメント

http://usuki.blogspot.jp/2012/03/httpwww_31.html

匿名 さんのコメント...

堆肥の件については、前々から疑問を持っていたのですが、この事業の目的は何なのでしょうか?

①市民に有機の作物を食べさせるのが目的なのか、
②有機作物の流通による経済活性化なのか、
③それとも有機肥料(の提供)を売りにした企業誘致なのか。

おそらく、市は「全部」と答えるかも知れませんが、三つのバランスをどのようにとるのかということは非常に重要だと思います。
バランスが崩れれば、若林さんの指摘されるように市民へ提供されなくなってしまいます。かといって、市民にばかり提供していれば、なかなか採算が成り立たないと思います。果たして、市側はどこに目標をおいて、どのようにバランスを取りながら進行管理をしているのでしょうか。

有機栽培は重要なことかもしれませんが、規範的に良いからと言って、全てうまくいくわけではありません。むしろそうした規範性が問題を覆い隠してしまうことは少なくないと思います。こういう時こそ、政策がどのように実施されているのか、責任はどこにあるのか、きちんと調査し評価するべきです。それが、二元代表制における議会の役目ではないでしょうか。確か議会提案で基本条例を作ったんですよね。

-------コメントここまで

一般質問に対しての副市長答弁
http://www.gijiroku.jp/gikai/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?A=frameNittei&USR=uski&PWD=&L=1&R=K_H24_03080002_txt_L00000151_00000733
「議員が冒頭、質問に「有機の里づくりの核として」の「核」とはどういう意味かと、こういうおただしがありました。これは、臼杵市の野津町に土づくりセンターがあること自体が日本一なんです。何が日本一かといいますと、草木割合が8、豚ぷんが2、このブレンドでそもそも先人の人たちがつくっていたであろう堆肥づくり、これは、農家の人たちは売っている袋詰めの有機の堆肥を買っているわけではありません。自分たちで有機のいい堆肥をつくるために知恵を凝らしながら、工夫をしながら自分たちでつくっているんです。それをつくらないでいいようにするために、全国の唯一の施設がこの土づくりセンターなんです。
 この土づくりセンターが臼杵市野津町にあること自体が日本一の施設であって、そこから出される堆肥について、市民の方々に使っていただきたい、農家の方々に使っていただきたい、要は有機の里で日本一にしましょうというのが中野市長の政治姿勢でありまして、私たちはそれに向かって今やっているわけでございます。堆肥センターがあるだけですごい

条例では、土づくりセンターについては以下のように記述されています。
-------以下引用
土づくりセンターを中心に良質な有機堆肥の供給体制を構築するとともに、有機農業の推進による「うすき・ほんまもんブランド」を確立し、自然環境と調和した循環型で持続可能な農業の確立を図ること。
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また、条例制定を受けて策定された「ほんまもの里みなでつくる ほんまもの里みなでつくる ほんまもの里みなでつくる臼杵市 食と農業 食と農業 基本計画」においては、土づくりセンターについて次のように記述されています。
-------以下引用
土づくりセンターの堆肥需要動向を検証するともに 、設備や機械の充実を図ります。また、堆肥散布による効果も検証していきす。
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土づくりセンターで作られる「夢堆肥」は、草木8割・豚プン2割の完熟堆肥であり素晴らしい堆肥です。しかし、トン5000円で売られていますが、製造原価はトン13000円です。しかもこの13000円は国の補助金を換算していない臼杵市負担のみで計算される金額です。

「夢堆肥」を効果的に使い「うすき・ほんまもんブランド」が確立されるかどうか。ここにかかっています。日本一の有機の里づくりの方向性は正しいと思いますが、だらだらと税金を投入し続けることはできません。今後とも注視してまいります。

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