2011年12月3日土曜日

3ヶ月遅れの市長の行政報告

9月議会での市長の行政報告がHPにアップされました。アップされ次第報告をと思っていましたが遅くなりました。

-------引用ここから

◎市長(中野五郎君) おはようございます。9月定例市議会の開会にあたりまして、議員各位にはご参集をいただき、付議議案のご審議をいただけますことを深く感謝申し上げます。さきの6月定例会以降現在までの市政関連事項についてご報告を申し上げます。

まず初めに、防災関連について報告いたします。

東日本大震災を契機に、津波の想定を従来の3メートルから10メートルに引き上げ、高さ10メートルの津波が襲来しても市民が無事に避難できるための地域防災対策をつくり上げるため、臼杵市地域防災拡充・強化検討委員会、いわゆるチーム本腰を立ち上げ、市民の命を守るための施策を進めております。

本年7月号の市報と一緒に、臼杵市海抜10メートル以下地域全図を市内全戸に配布いたしました。市内の10メートル以下の地域をオレンジ色で示すことで、市民の皆さんが自分が住んでいる地域の状況を知ることができます。10メートル以下の地域には臼杵市の人口のおよそ6割が居住しており、衝撃的なデータでありますが、市民とともに防災について考えるきっかけとなるものと確信しております。

7月4日に、県下初の取り組みとして臼杵市、ビルオーナー、千代田区自主防災会の三者で津波避難ビルとして緊急避難協定を結びました。千代田区の7階建てのマンション、コンフォート千代田の5階と6階の廊下部分を緊急時の避難場所として提供していただくものであります。今後も地域とビルオーナーの結び役として、市役所がしっかり間に入り、この取り組みを拡大していきたいと考えております。

6月9日に東中学校の全校生徒がカトリック聖母幼稚園と合同で、津波発生時の避難訓練を行い、中学生が幼稚園児の手をつないで海抜19メートルの臼杵公園へ避難しました。そのほか、佐志生目明地区自主防災会、浜区や市浜地区が自主的に避難訓練を行いました。緊急時の避難対策の一つとして、自主防災会や幼稚園、保育所などの施設がリヤカーや大型の乳母車を購入する際に助成する臼杵市災害時要援護者搬送用具購入費補助制度を実施することとし、予算につきましては、本9月議会に提案することとしています。また先日、大分県下他市町村に先駆け、津波避難マップを作成することを発表いたしました。今後、地域と市職員が協働する中で、このマップをつくり上げ、津波避難対策をさらに充実させてまいりたいと考えております。

大分県市長会秋季定例会が9月2日臼杵市民会館で行われ、会議では九州市長会提出議案の決定と、大分県に対する要望議案についての審議が行われました。臼杵市からは、大分県に伊方原発事故時の対応等について次の3点を要望しました。
1、県地域防災計画に基づく放射性物質事故訓練の実施について、
2、愛媛県との早急な連携の具体化について、
3、事故時の市町村に対する緊急連絡網作成スケジュールの明示について、以上、3つであります。

愛媛県伊方町の四国電力伊方原子力発電所から臼杵市まで直線距離で60キロ圏内にあることから、きめ細かい情報公開と迅速な情報伝達を求めることで、臼杵市民の安全・安心につなげたいと考えています。

次に、東日本大震災義援金のお礼を申し上げます。

震災直後に市独自の義援金受付窓口を設置し、6月17日で受け付けを終了しました。市内外から多くの方々のご厚志をいただき、集まりました義援金は総額2,681万8,739円となり、本市と交流がある気仙沼市に2,200万3,445円、いわき市に320万円、常陸太田市に125万円、また送付先を指定された自治体では、仙台市に19万700円、福島県広野町に13万6,594円、宮古市に3万8,000円をそれぞれ送付させていただきました。この場をおかりし、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

8月18日には、いわき市の佐藤隆市民協働部長が市長代理として臼杵市を訪れ、お礼といわき市の現状報告をしていただきました。

次に、観光関連を報告いたします。

6月28日、福岡市役所においてYOKAROバスが結ぶ臼杵市、平戸市、福岡市、竹田市の4市の市長が共同記者会見を行いました。人口5万人未満の地方都市と150万人の福岡市を介して都市間交流を行うことで、それぞれの地域経済の発展を目指すとともに、大都市圏である福岡市民に臼杵市をPRをするために参加したものであります。多くのマスコミから取材をしていただき、福岡県域の皆さんに臼杵市のPRを行えたと思っております。

7月1日、湯布院を経由して臼杵市と福岡市を結ぶYOKAROバスが運行開始しました。商工会議所青年部会を中心とする実行委員会が中心に準備を進め、運行が実現できたものであります。福岡市20万都市圏からの観光客誘致に期待しているところであります。7月から8月末までの臼杵博多間の乗車率はおよそ60%となっております。

7月26日、平戸市長、平戸市観光協会、平戸市商工会議所関係者の皆さんが臼杵市を訪れました。平戸市と臼杵市は互いに古い町並みや隠れキリシタン、三浦按針ゆかりの地であることなど多くの歴史的遺産や食文化があります。また、まちづくりのコンセプトも似ています。交流を通じて共通する資産をうまく生かしながら地方都市間の活性化につなげ、今後民間レベルでの交流にさらに発展していければと期待をしているところであります。

全国に臼杵市の魅力を発信するために観光PR用のDVDを作成しました。臼杵石仏、二王座歴史の道、フグ料理や郷土料理、竹宵や祇園まつりなどがたっぷり凝縮された中身となっております。関東以西のケーブルテレビ会社130社に放送のお願いをした結果、41社から放映の了解をいただき、240万世帯の方々がこの臼杵のPRDVDを見ることができるようになりました。

7月23日、24日の2日間、大阪市で行われた「おおいた竹ものがたりinせんちゅうパル」に参加してまいりました。竹宵のPRとあわせて、臼杵市からは有機農産品、せんべい、焼酎等を中心に大阪市民にPRを行ってまいりました。会場に訪れていただいた大阪市民には大変好評で、持参した物産のほとんどが売り切れとなり、大変喜ばしい結果となりました。

7月17日から23日まで、県無形民俗文化財・臼杵祇園まつりが開催されました。ことしも江戸時代から続く祇園まつりを継承し盛り上げていこうと、サーラ・デ・うすきで臼杵祇園囃子保存会によって八町のまとい展示などが行われ、市民皆さんの臼杵を思う心に改めて感動したところであります。

8月27日、恒例の臼杵火まつりを開催し、およそ1万5,000人の方が訪れました。供養法要で東日本大震災犠牲者へ哀悼の意をささげた後、そのろうそくの明かりから親火のかがり火へ点火した後、参道や深田地区一帯に並べられたおよそ1,000本のたいまつやかがり火の炎が次々と幻想的に石仏の里を浮かび上がらせました。ことしも訪れた人々に、ふだんとは違う石仏の姿を堪能していただけたと思っております。

次に、教育関連について報告いたします。

6月29日、市民のための臼杵高校をつくる会が発足しました。メンバーは、市議会、産業経済界、PTAなどの団体から幅広く構成されています。平成26年度には、市内の県立高校は臼杵高校だけとなることから、少子化が進行しても市内外から生徒が集まる魅力ある高校にするために市民の声を届けようと組織化しました。

7月1日に臼杵市の人材育成を考える会の小手川茂生委員長とともに小矢大分県教育長に次の3点について要望いたしました。
1、後期再編計画に基づいた入学定員(7学級280人)の確保、
2、市内外の中学生を幅広く受け入れるためのクラス編成、
3、部活動を活性化するために必要な教員の配置及び施設整備の充実であります。
市民のための臼杵高校をつくる会では、臼杵の子供たちが行きたい、保護者が行かせたいと思われるような臼杵高校のあるべき姿について検討し、また要望し支援していきたいと考えております。

8月5日、臼杵市子ども市議会が開催されました。この企画は、臼杵市の未来を担う子供たちに、自分なりの視点からいろいろな問題について考え、よりよいふるさとづくりに参画する意識を持つきっかけになってほしいという思いから、毎年1回行っています。ことしは中学校3年生を対象に実施しました。市内6中学校から2名ずつ12名の子ども議員から、津波や地震対策や若者の雇用対策などに関する多くの質問をいただきました。中学生の議員の皆さんの鋭い視点には驚かされます。

また、8月20日には、郷土を大切にする心を養ってもらおうと、5回目となる臼杵大好き臼杵っこ検定を行いました。ことしは過去最多となる市内小中学生141人が臼杵の歴史や文化に関する問題に挑戦しました。この結果、18人が90点以上の上級合格者となり、市内観光施設を案内する講習会に参加する資格を得ました。子ども市議会開催の理念とあわせて、ふるさと臼杵について考え、行動し、郷土を愛する子供たちが増えることを期待しております。

8月10日、山内流遊泳大会が行われました。真っ黒に日焼けした68人の児童や生徒が参加し、およそ3週間にわたる練習の成果を披露しました。特に大きな旗や花笠を持って泳ぐ渡海が見ごたえ十分で大きな拍手を送られていました。

同じく8月27日に、第27回全国小学生陸上交流大会が東京の国立競技場で行われ、小学校6年生100メートル女子の部において、市浜小学校6年生で臼杵ジュニア陸上クラブ所属の児玉芽生さんが見事12秒94で優勝しました。彼女は2年連続日本一に輝くという快挙を成し遂げてくれました。児玉さんの活躍は、臼杵の子供たちに夢と勇気を与えてくれたと考えております。

以上で、6月定例会以降の市政関連事項につきまして説明を終わりたいと思います。先ほどの報告の中で、私のほうが福岡市20万都市圏と申し上げましたが、200万都市圏と訂正させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

-------引用ここまで

昨年までは、議会報告のときに文書(原稿)配布があり、すぐにブログに掲載することができました。ところが、「文書(原稿)を配布するとそのままブログに掲載する者がいる。市長の発言は、文書どおりで無い場合がある。また、ケーブルテレビで放映する前にブログ掲載は好ましくない。」との理由で原稿が配布されなくなりました。
http://usuki.blogspot.com/2010/09/9_07.html

多少の文言の違いはあれ、行政報告ですし、文書(原稿)を用意しての発言ですから、文書配布してほしいものです。「公開はケーブルテレビ放映後」など条件があればそれに従いますが。。

ということで、既に12月議会の行政報告が行われていますが、市民の皆さんが目にすることができるのは3ヵ月後です。。

8 件のコメント:

  1. 文言が正確でない、果てはケーブルテレビの視聴者が減るという理由で、ブログへの投稿を禁止しているというのはにわかには信じられません。3か月もすれば、情報の鮮度が落ちるのは明らかです。
    本来、市がいまどういうことに取り組んでいるかは速やかに公開されるべきだと思います。
    また、市長の行動や考えがほとんど伝わってこないのは残念です。市報のコーナーで十分だと言わればそれまでですが…。その辺は市(市長)はどのようにとらえているのでしょうか?

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  2. 市長の行政報告は、3ヶ月間の間の出来事を時系列で報告していますので、皆さんにとって大変興味があるところです。

    議場では市長が原稿に目を通しながら報告しますし、執行部(市役所職員)はその原稿を持っています。

    多少の文言の違いはあれ、そう神経質にならず、できるだけ市民の皆さんに内容をお知らせする方向で検討して頂きたいと思います。ホームページにアップすることも容易にできると思います。

    できるだけ情報を市民の皆さんに公開しようという姿勢なのか、公開しないという姿勢なのか、要は行政の姿勢の問題と思います。

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  3. (1)当事者意識にあふれた、市民が主役のまちづくり
    臼杵がよくなってほしいと誰もが願っています。しかし、「政治はお任せ、言いたいことだけは言うが・・・」ではよいまちはつくれません。私たちが臼杵を担うのだと自覚する市民を増やし、参加を促し、地域の底力を高めます。

    市長の3本柱の一つ
    しかも一番目

    ならば行政報告など重要な事はリアルタイムとまでいかなくても早々に市民に公開されるべき事だと思います。原稿配布を中止してまで守ろうとしてるものは何でしょうか。市民が主役のまちづくりを実現させるのに3ヶ月遅れで大丈夫ですか。

    「文書(原稿)を配布するとそのままブログに掲載する者がいる。市長の発言は、文書どおりで無い場合がある。」
    「ケーブルテレビで放映する前にブログ掲載は好ましくない。」
    これが3ヶ月も遅らせる理由になりうるのでしょうか。
    執行部も含め旧態依然とした体質ですか・・・
    行政に無関心な市民が多い事にうなずけます

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  4. 市長は市民から選ばれた市民の代表。
    議員も市民から選ばれた市民の代表。
    市長の議員への報告は、すなわち市民への報告。

    その報告が「発言が原稿どおりでない場合がある」「ケーブルテレビよりも先に公開は好ましくない」などという理由をもって市民への公開が遅れるなどということはもってのほかです。

    ご指摘のとおり、市長が「私たちが臼杵を担うのだと自覚する市民を増やし、参加を促し、地域の底力を高めます」と本当に思うのであれば、できるだけ速やかに情報を提供する努力が必要です。

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  5. 努力すべき・・ではなく、是正すべき、ですね。3ヶ月遅れでは当事者意識も薄れ望むような市民は増えないと思います。残念です。

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  6. ケーブルテレビの録画放送を見れば、市長の市政報告は聴くことができますが、残念ながら私も含め、聴くだけでは詳細な内容は頭に残りません。やはり、目にすることができるようにして頂きたいですね。

    そのケーブルテレビの放映ですら、平日昼間と夕方の2回のみの放送です。視聴できる方は限られています。

    その上、議会放送の日程は市のホームページにも掲載されません。できるだけ皆さんに見ていただきたいというような心構えは皆無です。

    インターネット上にアップして、興味がある人にはいつでもどこからでも見ていただくことができるようにするのが一番よい方法であると思いますがいかがでしょうか?

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  7. 「文書(原稿)を配布するとそのままブログに掲載する者がいる。市長の発言は、文書どおりで無い場合がある。」とありますが、市長はじめ市職員の人達はこのブログを見てるのでしょうね。これらの投稿を見ても何も感じないのでしょうね。大したことではないのでしょうね。

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  8. 「当事者意識にあふれた、市民が主役のまちづくり」は一朝一夕では創れません。日常の小さなことの積み重ねです。情報を速やかに公開することは当事者意識を持ってもらうための必要最小限のことです。

    市長は月1回発行される「『ろばこん通信』を通じて市長の考えを伝える」との考えのようです。今はホームページという発信の手段があります。情報を積極的に公開しようと思えばすぐにでもできます。最大限活用して頂きたいと思います。

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