2011年6月13日月曜日

はり、きゅう及びあんま施術料の助成

臼杵市は、70歳以上の方に年24回を限度として1回600円の助成を行っています。わずかな自己負担で施術をしてもらえるということで大変人気があります。保険適用の場合は助成をおこなうべきでないと以前報告しました。
http://usuki.blogspot.com/2010/10/blog-post_06.html

助成券を使えば、160円の自己負担で10分の施術を受けることができるとの話をいただきました。わずかな負担で、高齢な方があんまを受け、おしゃべりができる。送り迎えまでつくとの話。どういう仕組みか考えてみました。

【保険適用が無い場合】
160円(自己負担)+600円(助成券)=760円(10分の施術料+送り迎えサービス)
ネットで調べると10分1000円~というところがあり、送り迎えサービスが付き760円なら割安。お年よりは喜びますし、助成のし甲斐もあります。

【保険適用がある場合1】
160円(自己負担)+1440円(保険給付)+600円(助成券)=2200円(10分の施術料+送り迎えサービス)
これだと大変割高。わずかな自己負担だからといって頻繁に通われたのでは保険財政からの支出が大変かさみますし、そもそも保険適用なら助成券は「おまけ」のようなもの。ムダです。

【保険適用がある場合2】
{160円(自己負担)+600円(助成券)}+6840円(保険給付)=7600円(10分の施術料+送り迎えサービス)
助成額も自己負担に参入して全体を保険で処理した場合。このパターンは「無い」と回答をいただいています。

単に疲労回復や慰安を目的としたもの、疾病予防等でのあんま・マッサージ施術は健康保険の対象外と聞きます。そうでなければ保険財政がもちません。「160円あんま」がいずれの形態か、この際はっきりしたいと思い市役所を訪ねました。

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