2011年5月18日水曜日

保育所(保育園)の定員のこと

市は「すくすく健やか臼杵っ子育成プラン(次世代育成支援後期行動計画)」を平成22年3月に策定、少子化を踏まえ、子育て支援施策を総合的に定めています。
その中で「保育サービスの充実」を掲げ、乳幼児の保育所入所希望に応えるとして、現在750人の定員の認可保育所を配置、待機児童はいない状況にあります。

このような状況下、県において「大分県保育所緊急整備事業」が創設され、待機児童の解消や老朽改築への補助が行われています。
補助基本額(実際の工事にかかる費用のうち、補助の対象となる額)に対して国(県)が2/4、市が1/4、事業者が1/4を負担する仕組みとなっています。
臼杵市は過疎地域となり、補助率のかさ上げがあるので国(県)5.5/10補助となります。

今年度「すみれ保育園」がこの事業を活用した増改築を計画、補助を行う予算が成立、国(県)が1億1千1百万円、市が5千1百万円を補助し、残りが事業者負担という枠組みです。
聞けば、現在のすみれ保育園の定員は100名、それに対して予算枠は131名~160名の枠を採用しています。
市の計画によれば平成26年度も定員は750名、増減の必要はないとされています。
しかし、今回の予算は定員を増やす計画に補助を行うという組み立てでつじつまが合いません。

予算委員会ではこのことについては特に説明も無く、予算は成立しています。
これから具体的な補助金申請が行われますが、予算において定員を増やす計画を認めた理由を(いまさらながら)お尋ねしました。

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