2011年3月25日金曜日

土づくりセンター近況

4月末の販売開始に向け「うすき夢堆肥」づくりが行われています。
草木8割、畜糞2割からなる完熟堆肥です。
剪定された枝や竹、間伐材などが順調に集められています。
これまでは廃棄物として処理されていましたが、この施設の稼動により原材料として利用されます。
1トン当たり、300円で購入します。
材料は粉砕され、ミンチ状になってベルトコンベヤーでストック場へ運ばれます。
原料となる、粉砕された草木類。
豚糞と混ぜ合わされ、発酵槽に。ここで25日間ほどかけ発酵します。
温度は約70度になり、有害な化学物質などは分解されます。
その後、二次発酵層へ、ここで3回切り返し移送を行いながら60日間発酵させます。
ここでも70度の温度があります。
熟成槽兼製品保管ヤード。
堆積期間中3回から5回の切り返しを行い90日をかけて熟成させます。

その後、製品として搬出されます。
まずは、希望する農家の農地への運搬・散布を優先、一段落して袋詰め堆肥の販売となるようです。

1トン5000円、袋詰めは10kg300円となる予定。
一般の堆肥と同等程度の価格ですが、手間隙かけ「完熟」させた堆肥です。
有害な物質が全て分解された堆肥、最適なミネラルバランスの土をつくります。

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