2011年1月11日火曜日

住宅用火災警報機の共同購入のこと

消防法により、一般住宅にも火災警報機の設置が義務付けられました。
今年の5月31日までに寝室や階段に設置しなければなりません。

これを受け、自治会、消防団、婦人防火クラブ、消防署を中心に「臼杵市住宅用火災警報器設置推進委員会」が組織され、早期設置を目的に、臼杵市全域を対象に共同購入を行うことにし、各区回覧で希望者を調査、12276個を共同購入、設置率は飛躍的に向上しました。

価格のこと、契約先のこと、設置補助(取り付け)のことで質問をいただきましたので調査報告。

回覧前に、市内12業者に3000個購入の場合の見積を徴収。最高は3980円最低は2250円。納入条件や支払い条件が提示されていないため、購入価格約2500円として希望者を調査。

結果12276個となり、条件を整えた後に納入可能かどうか業者に確認、2社が可能と回答。価格面や経済波及効果などを考慮、市内の小売店と業者の連合組合とパナソニック製の警報機を1個当たり2300円で納入する契約に。

現時点でインターネットで最低価格を検索すると、個数によって違うが送料や手数料を含んで1個2100円~2500円程度。市内の量販店で見ると、中国製のものが2400円程度でした。今回はインターネットで購入しない方も多いと思われ、お得な価格と言えます。

設置補助(取り付け)の希望の有無も調査され、希望家庭には消防団員が取り付ける運びにしたとのこと。設置補助については団長と副団長の判断で請け負い、各分団に指示され団員がその任に就いたようで、設置を任された団員はご苦労されたと推察します。
しかしそのおかげで自力では取り付けが困難な高齢者世帯なども安い費用で設置ができました。

今回の共同購入、区長や区役員、消防団の方々のご苦労の賜物。多くの方々が安い費用で購入設置ができました。取り組みに敬意を表します。
最後に、消防署の担当の方には多くの問い合わせの電話などがあり大変な苦労をされた様子、本当にご苦労様でした。

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